THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2022年10月の備忘録

11月になりましたね。
とある界隈ではカウントダウンが始まったかと思いますが、心の準備は出来ていますか?


では、10月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
出遅れは相変わらずです。





1.Oscar Jerome:「The Spoon」2022.09 release


『トム・ミッシュの次に来るのはこの人だな!』と、私が最近気になって推しているサウスロンドンを拠点に活動するギタリスト・シンガーソングライター、オスカー・ジェロームのセカンドアルバム。
前作よりも泥臭く汗臭くなった印象。非常に好み。



Channel Your Anger (Visualiser)






2.サバシスター:「鯖ノ壱(EP)」2022.09 release


新潟市の東堀通にあるパンクショップ「GAIN GROUND」の常連だった女子高生が、上京して組んだ3人組ガールズバンド。』という情報をGAIN GROUNDのTwitterで知り、興味が沸いて聴いてみた。
今年の3月に結成したばかりで、「出れんの!?サマソニ!? 2022」経由でサマソニに出演したりと快進撃を続ける彼女達の「デモ音源」だ。ノスタルジックな雰囲気と今っぽさが同居した青春パンク。可愛い。



サバシスター - ジャージ Music Video






3.黒田卓也:「Midnight Crisp(EP)」2022.10 release


日本を代表するジャズトランぺッター黒田卓也の最新音源。
黒いです。ファンキーです。
MISIAから『黒田君』と呼ばれている関係性も含めて、好きですw



Takuya Kuroda - Midnight Crisp






4.plantar:「Forest, Sea, Harmony(EP)」2022.09 release


婦人俱楽部のプロデュースでもお馴染み、佐渡島を拠点に活動する音楽家ムッシュレモン』こと佐藤望のソロプロジェクト。
タイトルにあるように、佐渡の豊かな自然に抱かれた穏やかな室内楽です。


Ecology







5.ORANCHA:「Water」2022.10 release


楽家SHOGO SATOによるソロプロジェクト、『ORANCHA』の3枚目のフルアルバム。
都会のイージーリスニング的なチルサウンド


ORANCHA - HOME (Official Video)







6.The 1975:「Being Funny In A Foreign Language」2022.10 release


The 1975の5枚目のスタジオ・アルバム。
この人達は今まで素通りして来たんですが、全体を通じて感じる「優しい感触」が良いですね。感想が何とも抽象的ですが。


The 1975 - Part Of The Band (Official Video)







7.Louis Cole:「Quality Over Opinion」2022.10 release


鬼才ルイス・コールの4枚目のアルバム。
超絶タイトなソリッド・ファンクとドリーミーなアンビエントサウンド
快作。


I'm Tight - Louis Cole






8.Sam Wilkes & Jacob Mann:「Perform the Compositions of Sam Wilkes & Jacob Mann」2022.09 release


ルイス・コールのサポートでもお馴染みのベーシスト、サム・ウィルクスと、キーボーディスト、ジェイコブ・マンのコラボ作品。音源としては初の共作らしい。
二人ともエクスペリメンタルで摩訶不思議なジャズをやっている印象があったのだが、このコラボ作品は何ともほっこりしたアンビエントサウンドの趣です。



Sam Wilkes & Jacob Mann - Siri, How Do I Know If I Have Commitment Issues?





9.Otis McDonald:「FALL」2022.09 release


オーティス・マクドナルドの四半期シリーズは『秋』突入です。


Otis McDonald «» Can We?







10.Todd Rundgren:「Space Force」2022.10 release


トッド・ラングレンって、私が洋楽を聴き始めて以来素通りして来たのですが、今作で漸くまとまった音源を聴いてみました。最新のスタジオアルバムです。
とは言っても、リヴァース・クオモザ・ルーツスパークス、トーマス・ドルビー(!)、スティーヴ・ヴァイ、リック・ニールセン、エイドリアン・ブリューなど多数のゲストとのコラボレーション作品であり、ゲストの特色を生かした音作りと思われるので、純粋な「トッドのサウンド」ではないのかもしれませんが、どの楽曲も私の好みで、とても好い素敵なアルバムでした。



Todd Rundgren & Sparks - Your Fandango (Official Video)


Todd Rundgren & The Roots - "Godiva Girl" (Official Lyric Video)







11.フィロソフィーのダンス:「Red Carnival(EP)」2022.10 release


もうじき十束さんの卒業の日がやってきます。11月19日(土)、日比谷公園大音楽堂
「フィロソフィア」で「愛してる」なので、「愛の哲学」とペアで大団円なのですね。明るく楽しく送り出してあげたいと思います。

それにしてもトーフ氏による「フィロソフィア」ですが、面白い曲ですね。サビがキャッチャーでアンセム感もあるんだけど、Aメロ〜Bメロ〜サビ〜戻りの流れが独特ですよね。コード進行で循環するのではなく、転調して元に戻す感じ。プログレッシブ!
「Clap your hands」はあの頃に誘うサウンド。ニュージャックスウィングは最早俺達の懐メロか。メジャー以降の4人の最高到達点だと思う。



フィロソフィーのダンス「フィロソフィア」MV


フィロソフィーのダンス「Clap your hands」MV






■ ライブ観覧・10月1日 Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA” ビッグハット・長野


まるでホールで観ているくらい眺めの良い二階席だった。久しぶりに三人を間近に見れたよ。
まだツアーは終わっていないので詳細は書けないけど、西脇さんの話の長さは健在だった。
やっぱPerfumeはライブなんだなぁ。生身の三人は実に神々しかった。
でも、相変わらずP.T.A.のコーナーは苦手w