THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2022年11月の備忘録

12月になりましたね。
急に冬らしくなって、あっという間に師走です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
一部の界隈の皆様、アタラクシアはどうですか?

では、11月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
出遅れは相変わらずです。





1.ROTH BART BARON:「HOWL」2022.11 release


ROTH BART BARONの通算7枚目のオリジナルアルバムです。
聴くたびに、その世界観に引き込まれます。特に三船雅也の歌声。あんな声であんな風に歌ってみたい。
それと、フィーチャリングアーティストのセンスも好いです、佳穂たん。


ROTH BART BARON - 月に吠える feat. 中村佳穂|BEAR NIGHT 3 Live at 日比谷野外音楽堂 2022.8.7





2.Original Love:「MUSIC, DANCE & LOVE」2022.11 release


デビュー31周年? もうそんなになるのか。20枚目となるニューアルバムです。
このアルバム、田島貴男が心の底から伝えたいものが表出したかのような「ソウル」を感じました。
『今』を生きるには『音楽とダンスと愛』が必要であり、『魂』を守るために我々は今すぐに侵略戦争を止めさせなければならない。


Original Love -「Music, Dance & Love」 MUSIC VIDEO





3.藤井隆:「Music Restaurant Royal Host」2022.09 release


藤井隆はセンスの塊ですね。
今年出逢ったアルバムの中で、一番お洒落でエレガンスでハイセンスな音源だと思います。
久しぶりにロイヤルホストに行ってみたくなりました。(パンケーキの件も含めてw)


Royal Host 50年の歩みと未来を





4.E.scene:「HEAT(EP)」2022.11 release


地元新潟を拠点に活動しているネオ・ソウルバンド「E.scene」の新作EP。
まだまだ若いのに円熟味も感じられるほどのグルーヴ。これからが本当に楽しみな3人組。
来年3月に新潟でライブがあるので行ってみよう。


Shimmer





5.RYUTist:「(エン)」2022.11 release


地元新潟を拠点に活動しているローカル・アイドル・ユニット「RYUTist」の新作アルバム。
前作も素晴らしいアルバムだったが、今作はまるでコンセプトアルバムの様に統一された音世界。
楽曲はアバンギャルドオルタナティヴな質感ですが、RYUTistの透明感溢れる可憐で美しい歌声が染み入る様に伝わってきます。とても佳いアルバムでした。(インディーズだからこそ出来るのかもしれませんが。)


RYUTist - うらぎりもの 【Official Audio】


RYUTist - オーロラ 【Official Audio】





6.Say Sue Me:「10」2022.10 release


韓国のインディーロック・バンド「Say Sue Me (セイ・スー・ミー)」の、結成10周年を記念したカバーとリアレンジ音源集。あ、5月に出たアルバム聴いてなかったわ。
シューゲイザー的な残響の中を疾走するギターサウンドが痛快。
Say Sue Meの他にもSE SO NEON、ADOY、Dabdaと韓国のインディー系バンドって結構粒ぞろいで、良いバンド沢山居ますよね。この辺を掘ってみるのも楽しい。


Say Sue Me - Season of The Shark (10 EP)





7.Orions Belte:「Chris Holm · Øyvind Blomstrøm · Kim Åge Furuhaug」2022.09 release


以前からSpotifyにお勧めされていて、インストゥルメンタルポップバンドとしてはクルアンビンよりも気に入っているノルウェーの3人組「Orions Belte」。今回のアルバムは3枚組のボックスセットで、バンドメンバーのクリス・ホルム(Ba)、オイヴィンド・ブロムストローム(G)、キム・オーゲ・フルハウグ(Dr)それぞれのソロアルバムを一つにまとめたもの。
メンバーそれぞれの個性が出ているけど、全編を通じてOrions Belteが持つ『60年代的ノスタルジーと、そこはかとなく漂うイナタさ』に溢れていて、昼酒しながらホケっとしている時に聴くBGMとして最高だと思いました。


Orions Belte / Chris Holm - GUN feat. Sigrid Aase (Official Video)


Orions Belte / Øyvind Blomstrøm - Let's Watch the Grass Grow (Official Video)


Orions Belte / Kim Åge Furuhaug - Jangle med (Official video)





8.藤原さくら:「まばたき(EP)」2022.11 release

私、この人の歌声がホント好きなんです。
なんか、昭和を感じさせる懐かしい声質とニュアンスがありますよね。


藤原さくら - まばたき(Music Video)


藤原さくら - 「かわいい」 (Acoustic 2022) (Alternative Video)





9.フィロソフィーのダンス:「Gimme Five!(Single)」2022.11 release

十束さん卒業後の新体制による初音源。
オーディションにより新たに「木葭のの」と「香山ななこ」を迎えて5人体制となったフィロのスが、スタートダッシュを決めるべくその意気込みを詰めに詰め込んだタイトなファンキーチューンです。
新メンバーも含めた歌割も良いし、コーラスのタメも最高でした。
既に初期メンバーは自らを「ばぁさんず」と呼び、新メンバーに対しては我が子(孫?w)の様な慈しみ方で接しているご様子。
私は初期メンバーが「留袖さん」で新メンバーは「振袖さん」のイメージを抱いているので、初期メンバーは『姐様方』と呼びたいですw


フィロソフィーのダンス「Gimme Five!」202211.19@日比谷公園大音楽堂十束おとは卒業コンサート ~ベスト・フォー・フォーエバー~)





ライブ観覧:フィロソフィーのダンス十束おとは卒業コンサート ~ベスト・フォー・フォーエバー~』2022.11.19@日比谷公園大音楽堂

十束さんのアイドルとして最後の晴れ舞台をこの目に焼き付けるために、日比谷公園大音楽堂に行ってきました。
のっけから涙ぐむ十束さん以外のメンバーと会場のオタク達を尻目に、意外とドライな十束さんの「アイドル最後の舞台を心から楽しみやり遂げる」そんな決意がひしひしと伝わって来るようなパフォーマンスでした。
「ベストフォーの最高を更新する」そんな十束さんの宣言通りの内容で、本当に素晴らしい、目頭が熱くなるライブだったな。

以前、このブログでも書いたけど、私がフィロのスにハマったのは、「ライブ・ライフ」のMVで十束さんのインタビューを見たからなんです。他の3人との歌やダンスの実力差に悩み藻掻きながらも、日々の研鑽で自身の核となる自信を得て、「あなたにとってフィロソフィーのダンスとは?」の問いに、『人生。かな?』と明るく答える前向きな姿に『生の哲学(ライブ・ライフ)』の神髄を見た気がして、「なんて良い子たちなんだろう」と思ったのがきっかけでした。

十束さんに関しては、個性や成長・変化の過程、まさにアイドル・アーティストとしての成長過程をリアルタイムで見て感じる事が出来て、ファンとして素晴らしく素敵な体験をさせて貰えました。(シティポップの素晴らしい歌い手としても、シーンにその名を刻みましたものね。)
十束さんに出逢えたことは感謝しかありません。お疲れさまでした。どうもありがとう!

12月から新たな職場で新しいチャレンジをされているご様子。
更なるご活躍を祈念しております。