10月になりましたね。
残暑をあっという間に通り過ぎ、すっかり秋です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
では、9月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
出遅れは相変わらずです。
1.Kan Sano:「Tokyo State Of Mind」2022.04 release
4月にリリースされたKan Sanoの6枚目のアルバムを漸く聴きました。
ソウルやジャズ、Hip Hopやエレクトロなど、さまざまなジャンルをクロスオーバーするKan Sanoのセンスの良い素敵なポップミュージック。
Kan Sano - Natsume [Official Lyric Video]
2.Natsu Summer & 流線形:「サン・キスド・レディー」2022.07 release
ナツ・サマーの7月にリリースされた2年ぶりのフルアルバムを秋に聴く。
「流線形」による80年代からタイムスリップして来たかのような、心地好いアーバンなレゲエ。
低気圧ボーイ
3.Serph:「Apopcalips」2022.08 release
Serph、久しぶりに聴きました。
様々な音の素材を使ったキラキラしたコラージュ。
これは「パラレルワールドへの転送装置」らしい。
sapience
4.東京女子流:「ノクターナル」2022.08 release
東京女子流の7年ぶり6枚目のオリジナル・アルバム。
申し訳ない。東京女子流は、そのサウンドにおける”ファンクネスの要”的存在だった小西彩乃が脱退してから興味が薄れてしまい、それ以来新たな音源を聴いていなかった。あの頃は皆声が幼くてやらされ感があり、小西彩乃の歌唱力でなんとかファンクが成立していたと思うが、彼女の脱退後はどの曲もしっくりこなくて、聴く気になれなかったから。
で、今作を聴いての感想だが、メンバー皆が20代半ばとなり、声質が音の世界観に合う様になったなと。そう、小西彩乃が居なくても音が成立している。今作でやっと「綺麗な女の子達が、綺麗な声で歌う、綺麗なAOR」が完成したと思う。
東京女子流 - Viva La 恋心 (Official Music Video)
5.Have a Nice Day!:「LONG NIGHT RODEO」2022.08 release
ハバナイのベストアルバムなのか?
「ライブハウスでの収録とスタジオレコーディングを組み合わせたハイブリッドな作り」との事。ライブを体感しているかのようなサウンド。
80年代後半は「セカンド・サマー・オブ・ラブ」の喧騒とは全く違う所に身を置いていたので、あの空気感は体験していないが、正にこんな感じだったんだろうな、と思うよ。特に1曲目~2曲目の流れでね。
全編を通じて突き上げてくる『青春アンセム』感が眩しいよ。
TOO LONG VACATION
6.クレイジーケンバンド:「樹影」2022.08 release
結成25周年を迎えたクレイジーケンバンドの通算22枚目のアルバム。
正に「THE AOR」と言うべき普遍的な大人のサウンド。
クレイジーケンバンド / ドバイ(MUSIC VIDEO)
7.GLIM SPANKY:「Into The Time Hole」2022.08 release
GLIM SPANKYの約2年ぶりとなる6枚目のアルバム。
正直、GLIM SPANKYはあまり聴き込んでいなくて。それでも松尾レミの歌声は好きで何となく曲は聴き流していたくらい。ある日、NHKの番組で山下達郎のBOMBERをカバーしているのを聴いて「お、いいじゃん」と感心。
で、今作を聴き、改めて松尾レミの歌唱と亀本寛貴のオールドスクールな渋いギターの魅力を再確認した次第です。
GLIM SPANKY - 「シグナルはいらない」
8.Franc Moody:「Into the Ether」2022.09 release
Ned FrancとJon Moodyによる二人組、そのまんま「Franc Moody」のセカンドアルバム。
ポップでエレクトロニックなファンク、ディスコ、ソウル。
Franc Moody - I'm In A Funk (Official Video)
9.adieu:「adieu 3(EP)」2022.09 release
上白石萌歌(adieu)の3枚目のミニアルバム。
小袋成彬、澤部渡、柴田聡子等による楽曲をYaffleと小袋成彬がサウンドプロデュース。
上白石萌歌の歌声が好き。
adieu [ ワイン ]
10.Ginger Root:「Nisemono(EP)」2022.09 release
ジンジャー・ルートの新作EP。
今作は、「日本の新進気鋭のアイドル”Kimiko Takeguchi”の作曲とプロデュースを依頼されたGinger Root。しかし全米デビューを目前にKimikoが居なくなり、彼女のマネージャーは、プロデューサーであるGinger Rootに代役をさせると、これが偶然にも新たなスター誕生となり、、、。」という設定。偽者ね。
Ginger Root - "Loneliness" (Official Music Video)
11.TENDRE:「PRISMATICS」2022.09 release
河原太朗のソロプロジェクト「TENDRE」のメジャー2ndアルバム。
一貫してスタイルを変えない、ホントに心地良く”柔らかい”音楽。
TENDRE - HAVE A NICE DAY(Audio Visualizer)
12.パジャマで海なんかいかない:「Trip」2022.09 release
最近私が推しているジャズ・ネオソウルバンド「パジャマで海なんかいかない」の1stアルバム。アナログ盤欲しいです、コレ。
ピアニスト別所和洋のプロジェクト、通称「パジャ海」。FiJAとChloeの2人のボーカリストと、後ろを固める別所和洋(Key)、まきやまはる菜(B)、小名坂誠哉(Dr)の3人が繰り出す極上のグルーヴが素晴らしい。
風呂上がりでパジャマに着替えてビールを飲みながら聴きたいです。
このバンド、メンバーそれぞれ名手なのですが、特にまきやまはる菜さんがイイんですよ。「あ、日本にもタル・ウィルケンフェルドが居たじゃん!」って思いましたもん。バークリー出身のまだ若いベーシスト。これからが楽しみです。
PAJAUMI - Trip (Official Video)
13.フィロソフィーのダンス:「恋をしてもいいですか(Single)」2022.09 release
1stEPからの先行配信。
漫画『ショジョ恋。― 処女のしょう子さん ―』とのコラボチューン。
ショジョ恋。─処女のしょう子さん─ / 山科ティナ 恋をしてもいいですか / フィロソフィーのダンス - ヨムオト