梅雨入り前の今の時期が、過ごし易くて一年で一番好き、なんですが、、、。
5月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
相変わらず出遅れてるな、俺。
1.Makoto:「Motion of Change」2022.04 release
ドラムン界の老舗レーベルHospital RecordsからMakoto氏の7枚目のアルバムが到着。
ソウルフルでファンキーな彼のドラムンベースは、繊細でいてダイナミック。
今月のアナログ盤発注案件。
Makoto - Motion Of Change (feat. SOLAH)
2.7セグメント:「RECEPTION」2022.04 release
SAWA(Vo)、宮野弦士(G/Key)、松永浩治(G)、武宮優馬(B)、油布郁(Dr)という、アイドルヲタならすっかりお馴染みなメンツによるオルタナティブ・シティポップバンド『7セグメント』。
初の流通タイトルである1stフルアルバムをリリース。メンバー5人の音楽センスが見事に融合した「間違いないって感じ」のサウンド。
SAWAさん、歌声全然変わってないっすね。
7セグメント - イビツな計画 [Promo Edit]
3.The Linda Lindas:「Growing Up」2022.04 release
LAのガールズパンクバンド「The Linda Lindas」による1stアルバム。
バンド名はもう予想通りTHE BLUE HEARTSのあの曲が由来なのだが、何というか、全てにおいて非の打ち所がない。というか「無敵感」すら漂う。アルバムタイトルは「Growing Up」だが、ええ、音楽的には成長の必要はありません。このままでいいです。
サマソニ来るのか?
The Linda Lindas - "Racist, Sexist Boy" (Live at LA Public Library)
The Linda Lindas - "Growing Up"
4.Jacob Mann Big Band:「Greatest Hits, Vol. 3」2022.04 release
私が勝手に「ルイス・コール一派」とカテゴライズしているキーボーディスト「Jacob Mann(ジェイコブ・マン)」によるビッグ・バンドの音源。同じくルイス・コール一派のサム・ウィルクスを始め、あの一軒家セッション(「F it up」https://youtu.be/IxEIQQkhyeI)に参加していたメンバーやMoonchildのメンバー、LAジャズ・シーンを沸かせるドラマー、クリスチャン・ユーマンさらにはルイス・コールも参加しているらしい。
ルイス・コールの一軒家セッションビッグバンドは、強烈にタイトなファンクに乗せたユニークなブラスアンサンブルが印象的でしたが、ジェイコブ・マンのビッグバンドも、緊張と緩和が交錯する摩訶不思議で本当に面白い「近未来ジャズ・アンサンブル」です。
Jacob Mann Big Band - Emotionless Funk
Jacob Mann Big Band - Banana Phone Bill
5.香取慎吾:「東京SNG」2022.04 release
香取慎吾の約2年ぶりとなる2ndソロアルバムは“タキシードが似合う音楽”がコンセプトとの事。
なるほど、初めて聴いた時には「昭和の映画スタアが流行歌を歌う姿」を連想したのだが、音から伝わって来るイメージは私には正しく届いていたということだ。
それと、参加アーティストの名前(新しい学校のリーダーズ、H ZETTRIO、ヒグチアイ、Gentle Forest Jazz Band、田島貴男、WONK、小西康陽、向井秀徳、劇団ひとり、など)を見て、前作同様なメインストリームではない『オルタナ感』が香取慎吾らしさを感じられて、とても好印象でした。
Catharsis (feat. WONK)
Happy BBB (feat. Takao Tajima)
6.レキシ:「レキシチ」2022.04 release
すごいなあ。池ちゃん(池田貴史)のソロプロジェクト、始まった当初はワンオフで終わるのかと思ったら、7作目まで来てしまった。全くネタ切れしないし、音楽家としても全曲の作詞・作曲・編曲を手掛けて、「王道のポップス職人」としての才能を遺憾なく発揮し、リリースの度に名曲を残しているのは、本当に素晴らしいと思う。
レキシ - 「マイ草履 feat. にゃん北朝時代」Music Video
7.Elephant Gym:「Dreams」2022.05 release
台湾出身のポストロックバンド「Elephant Gym」の4年振りのフルアルバム。
ポストロック系のバンドは音数の少なさが心地好くて大好きなんですが、特にこのバンドは音像の美しさが際立っていると思いますね。
ああ、今年のフジロックに出るんですよね、、。行きてえなあ、、。
大象體操 ElephantGym _ 女巫 Witches【Official Music Video】-NEW ALBUM「夢境 Dreams」(5/11 Release)-
8.平戸祐介:「HIGHER & HIGHER」2022.05 release
クラブジャズ・カルテット「quasimode」のピアニスト平戸祐介のニューアルバム。
「quasimode」ではフロアライクな跳ねたジャズといった感じでしたが、ソロ作は70年代を彷彿とさせるジャズ・フュージョンですね。シンセの音がAzymuthっぽくて懐かしい印象も。
YUSUKE HIRADO- AIR DANCING 【Official Music Video】
9.flor:「Future Shine」2022.05 release
カリフォルニアを拠点に活躍するインディーポップバンド「flor (フロー)」の約3年振りとなるアルバム。
眩いばかりにキラキラ輝いていますね。
flor - Future Shine [official audio]
10.Subjective(Goldie & James Davidson) :「The Start of No Regret」2022.03 release
「Subjective」は、ドラムンベース界の”生ける伝説”ゴールディーと、エンジニア/プロデューサーのJames Davidson(ジェイムス・デヴィッドソン)によるデュオ・プロジェクト。
ゴールディーについては歴史的名盤「Timeless」以来、主要リリースを追っていますが、今作はその中でも一番美しくて洗練されたアルバムだと思います。
Goldie, James Davidson, Subjective - Lost ft. Tom Misch, Frida Touray
11.Anomalie:「Galerie」2022.04 release
『Anomalie (アノマリー)』とは、モントリオールを拠点とするキーボーディスト/コンポーザー/プロデューサー「 Nicolas Dupuis」のソロプロジェクト。確か、以前にも一度このブログで取り上げていたかな。幼少期からクラシック、ジャズピアノの教育を受け、バークリー音楽大学の特別講師に招かれるほどの才能の持ち主。
このアルバム、端的に言えば「ヒップホップ世代のジャズ」なのですが、繰り出される音とフレーズの繊細さがただ者ではない印象を感じさせます。
Anomalie - Untouchable feat. India Carney (Live Performance)
Anomalie - Come Running To Me
■ライブ観覧
フィロソフィーのダンス「Love 4 You TOUR 2022」◆5/14(土) 新潟 NEXS
未だツアー中でネタバレになるので詳細は書けないのですが、久しぶりに、というかメジャーデビュー後初の「生」ライブを観た感想を幾つか。
・メンバー全員、本当に可愛くて美しくて麗しくて、完全なる目の保養
・メンバー全員、歌唱レベルが半端なく上がっていて、完全なる耳の保養
・新衣装へ着替えるまでのプロセスが新機軸
・新たなアンセム「愛の哲学」への前振りは『涙』
・改めて、ハルちゃんにガチ恋なのを確認w
以上です。