新緑の候、いかがお過ごしでしょうか。
一日も早く、かの国に平和な日々が訪れますように。
4月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
1.サカナクション:「アダプト」2022.3 release
サカナクションの新作は期待を裏切らない出来栄え。
媒体がどうのではなく、『楽曲ではなく「作品」を届けること』に対しての異様なまでのこだわりが、変態といわれる所以なのだろう。
でも、山口一郎が「新曲を媒体ではなくライブの現場で披露するという、従来とは逆のやり方でやってみた。」と言っていたが、その手法はアイドル現場(地下またはインディーズ系)では既に一般的です。ただ、メジャーでのプロモーションの取り組みとしては面白いと思います。
サカナクション / 月の椀 -Music Live Video-
2.蒼山幸子:「Highlight」2022.1 release
元ねごとのボーカル・キーボード「蒼山幸子」によるソロ1stアルバム。
印象としては、光がはじけるダンス・ポップ。
好み。
蒼山幸子「ハイライト」Music Video
3.macico:「bloom(EP)」2022.2 release
都内を中心に活動する3人組「macico」の3rdEP。
心地良いダンスビート。特に四つ打ちが好き。
大好物。
bloom / macico(Official Music Video)
4.Otis McDonald:「SPRING」2022.4 release
以前からSpotifyにず~っとお勧めされ続けてきた「Otis Mcdonald (オーティス・マクドナルド)」。
その実態はサンフランシスコを拠点に活動するプロデューサー・マルチインストゥルメンタリスト『Joe Bagale(ジョー・バガレ)』とのことだが、最新アルバムを聴いてみた。
好い感じのBPMで連なるヒップホップ~ジャズ。
Otis McDonald «» 2019
5.Lucky Kilimanjaro:「TOUGH PLAY」2022.3 release
毎年コンスタントにアルバムをリリースしているLucky Kilimanjaroの3rdフル・アルバム。
従来路線のダンス・ポップだが、以前に比べてより音像が豊かに、さらに音の粒立ちが整った印象。
Lucky Kilimanjaro「週休8日」Official Music Video
6.シロクロミーアキャット:「CONNECTION」2022.4 release
シロクロミーアキャットの4thミニアルバム。
ドライなダンスビートに載せたAYAKAのぶっきらぼうでちょっと苛つく歌声が、Aira Mitsukiを彷彿とさせる。(懐かしい名前)
『CONNECTION』Official Lyric Video シロクロミーアキャット
7.ORANCHA:「Mentatea」2022.4 release
福岡を拠点とする音楽家「サトウ ショウゴ」のソロプロジェクト『ORANCHA』の2ndアルバム。
休日の午後にウッドデッキで昼寝したくなる様な、心地良いチルサウンド。
ORANCHA - BooYa
8.佐野元春 & ザ・コヨーテバンド:「ENTERTAINMENT!」2022.4 release
佐野元春 & ザ・コヨーテバンド名義による5作目のスタジオ・アルバム。配信のみでのリリースとの事。
佐野元春の楽曲を、アルバムを通してちゃんと聴いたのは約40年振り。おそらくこの40年の間にいろんな事があったと思うが、『元春』のメッセージや音楽性はあの頃と変わっていないような気がする。
俺も佐野元春のような60代を目指そう。
「エンターテイメント!」佐野元春 & ザ・コヨーテバンド
9.羊文学:「our hope」2022.4 release
アニメタイアップ曲などを収録したメジャー2ndアルバム。
最早日本を代表するオルタナティブバンドによる、透明感がありつつも輪郭の際立ったサウンド。
羊文学「光るとき」Official Music Video (テレビアニメ「平家物語」OPテーマ)
10.Perfume:「さよならプラスティックワールド」2022.4 release
私の女神達による最新音源の印象は「ノスタルジック」。
全宇宙が望み期待する、彼女達にしか出せない彼女達のサウンドが此れなのだろう。
時間が2005年辺りで止まっているかの様だ。でも、それが良い。
さよならプラスティックワールド
11.フィロソフィーのダンス:「愛の哲学」2022.4 release
発売が1ヶ月延期になり、漸くリリースされたフィロソフィーのダンスのメジャー1stアルバム。
既に新曲の幾つかは先行配信でリリースされていたため、この時点では目新しさは無いが、中盤の「ウォータープルーフ・ナイト」~「テレフォニズム」と、終盤の「サンフラワー」~「愛の哲学」の流れが好い。
特に、いしわたり淳治が作詞を手掛けた表題曲「愛の哲学」のエンディングの怒涛のユニゾンに、溢れる愛と決意を感じた。新たなアンセムの誕生である。
それと、【初回生産限定盤 B】に付属する「インディーズ・ベスト」について。
収録曲を組む際にはいろんな事情があったのだろうが、『アイドル・フィロソフィー』と『すききらいアンチノミー』が入っていないのが残念だった。でも、『こんなセットリストは良いよね』という点では納得の内容だった。「ヒューリスティック・シティ」~「アイム・アフター・タイム」~「シスター」でハイボール何杯でもイケる。
フィロソフィーのダンス「ウォータープルーフ・ナイト」MV
【ドキュメンタリー番組】ACTUALITY LOVE【フィロソフィーのダンス】
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