3月が終わりました。
今年は例年と異なり、4月1日で既に桜が満開ですね。
ああ、花見がしたい。満開の桜の下で昼酒したい。
では、2023年3月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
だんだんネタが少なくなってきていますが、気にしないでください。
1.秩父英里:「Crossing Reality」2022.9 release
各所で話題の天才ジャズピアニスト秩父英里さんのデビューアルバムを漸く聴きました。
繊細で大胆で正に「JAZZ」なアルバム。バンドのアンサンブルも良い。
Crossing Reality
2.東京スカパラダイスオーケストラ:「JUNK or GEM」2023.3 release
スカパラの5枚目のミニアルバム。
「管楽器奏者3部作(幾田りら:Trumpet、石原慎也 (Saucy Dog):Tuba、長屋晴子(緑黄色社会):Trombone」を含む全7曲を収録。
『青い春のエチュード』のMVでトロンボーンを吹く長屋さんがカッコ良いなと思いました。
そう言えばウチの中二男子も吹奏楽部ですw
青い春のエチュード feat.長屋晴子 (緑黄色社会) / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA
3.M83:「Fantasy」2023.3 release
M83の4年振り9枚目のアルバムです。
M83はアルバム「Saturdays = Youth」から聴き始めて、その後の「Hurry Up, We're Dreaming」からしばらく聴いていませんでしたが、新作を聴いたら「Saturdays = Youth」の甘酸っぱくてドリーミーな世界がふわっと降りてきて、やっぱ素敵だなあと感じました。夕暮れの苗場で聴きたいですね。
M83 - 'Oceans Niagara' (Official Music Video)
4.Genevieve Artadi:「Forever Forever」2023.3 release
ノウアーやルイス・コールのサポートでもお馴染み、LAを拠点に活動するシンガーソングライター「ジェネヴィーヴ・アルターディ」の2枚目のアルバム。前作同様、Brainfeederからのリリース。
最早形容し難い内容ですが、敢えて言うなら「オルタナティブ・ジャズ・ポップ」ですね。前作もかなりのオルタナ感がありましたが、今作も相当癖が強いです。
今年のフジロックにはルイス・コールに帯同してライブで歌声を披露してくれるのか?
Genevieve Artadi - 'Plate' (Official Video)
5.Moon Boots:「Ride Away」2023.3 release
相変わらず情報の少ないMoon Bootsの3年ぶり(?)のアルバム。
自分がハウス好きだと再認識させてくれる。
Moon Boots - Ride Away (Album Continuous Mix)
6.蓮沼執太フィル:「symphil」2023.3 release
約5年ぶりのスタジオ・アルバム。色んな所で色んな形で「蓮沼執太フィル」の名前を目にしているので、5年振り感がそれほど感じられないですが。
毎度のことですが、xiangyuや塩塚モエカなど、フィーチャリングアーティストとの親和性が非常に高いのも好い。
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra , xiangyu - 呼応|Co-Oh (Official Lyric Video)
7.フィロソフィーのダンス:「ドント・ストップ・ザ・ダンス With ensemble」「愛の哲学 With ensemble」2023.3 release
常田俊太郎がプロデューサーを務めるアーティストとオーケストラによるコラボレーション企画「With ensemble」にフィロのスが2曲参加してYoutubeに公開されていましたが、今回音源が配信されています。
こうして音だけでも十分楽しめるのは、編曲と演者のパフォーマンスが素晴らしいからだと思います。
フィロソフィーのダンス – ドント・ストップ・ザ・ダンス | With ensemble
フィロソフィーのダンス – 愛の哲学 | With ensemble
8.フィロソフィーのダンス:「熱風は流転する」2023.3 release
新体制による初シングルがリリースされました。もうすでに収録曲のほとんどが先行配信されているので、曲自体は聴き慣れたものばかりですが、こうしてパッケージが出来上がると新生フィロのスの方向性が浮かび上がってきているなと感じています。しっかりと『ファンク』を意識しているなと。
でも今回の楽曲はどれも「詰め込み過ぎ」な印象があるんですよね。変拍子だったり、リズムチェンジだったり、急に展開を変えてみたりと要素が多すぎるかなと。もっとシンプルで良いんだけどなあ。ファンクは耳ではなく腰で感じるものだと思うので、そんなグルーヴが欲しいです。
逆に、何の前触れもなくEDM(ポジ子とネガ乃)を入れてきたSHOWさんは、毎回良い意味で期待を裏切ってくれるな。
今回のシングルでは「Gimme Five!」が一番好きかな。ソリッドなファンクに乗せた5人の力強いボーカルとコーラスのタメが良い。全編疾走しっぱなしで力を抜く場所が無い(w)けど、新体制のスタートダッシュを決めるのに最適ですね。
フィロソフィーのダンス「熱風は流転する」MV