THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2023年8月の備忘録

9月ですね。
連日猛暑で辛いです。
先日、地元新潟では7月の梅雨明け以来のまとまった雨が降りましたが、8月は高温と日照りが続いたため農作物に影響が出ています。
これから毎年こんな感じの気候になって行くのでしょうか?(って、同じことを昨年も言ったな)

では、2023年8月のメモです。
気になった音源は以下の通りですが、フジロックの余韻で羊文学やルイス・コールとか聴き直していたので、新作は少なめです。



1.Disclosure:「Alchemy」2023.7 release


ローレンス兄弟によるユニット「Disclosure」による4枚目のアルバム。
ハワード・ローレンスのリリース時のコメント『深い傷心と悲しみ、しかし深い賞賛と感謝の組み合わせがあった。この恐ろしい感情を美しいものに変えよう。今にして思えば、それが常に目的だったんだ。』が意味深で気になる。Capitol Recordsから離れて自主レーベルからのリリースに際して、何かがあったのだろう。
繊細な音使いが心地好い、「夏」なダンスミュージック。


Disclosure - Sun Showers (Official Audio)





2.Half Mile Beach Club:「Glare(EP)」2023.8 release


逗子市出身の4人組インストゥルメンタル・バンド「Half Mile Beach Club」の2枚目のEP。
こちらも心地好い、「夏」なサウンド


Half Mile Beach Club -All Sunlight Must Fade (One Shot Live Session)





3.Negicco:「Perfect Sense(EP)」2023.7 release


もはや新潟県民の姪っ子「Negicco」の結成20周年を祝うミニアルバム。
お久しぶりな小西康陽や、お馴染みのconnie、ミトなどの豪華作家陣を迎えた記念盤。
30代を迎え、結婚・出産を経て、育児の傍らアイドル活動を続ける3人はアイドル界のトップランナーだと思いますが、彼女達がそれを無理なく安心して両立する事が出来る世の中になってほしいと思います。


Negiccoサークルゲームのなかで」作詞・作曲・編曲 ミト(クラムボン) - Lyric Video -





4.NewJeans:「Get Up(EP)」2023.7 release


飛ぶ鳥を落とす勢いのNewJeansの2nd EP。
彼女達が歌う、今までの北米メインストリームを意識したK-POPとは違う2stepやドラムンなど、今ではオルタナティブになってしまったダンスミュージックが、私を含めた所謂『楽曲派アイドルおじさん』達の注目を集めているのだが、この記事(「NewJeansおじさん」に冷めた声 若者からも批判相次ぐ「謙虚さがない」「未成年として消費したいだけ」 | ENCOUNT)にある様に、ちょっと肩身の狭い思いをしている。


NewJeans (뉴진스) 'ETA' Official MV (Performance ver.)





5.藤井 風:「Workin' Hard(single)」2023.8 release


藤井風による日本テレビ系とテレビ朝日系共通のバスケットボールワールドカップテーマソング。
スポーツイベントのテーマ曲を戦うアスリートへの応援歌と捉えると、NHKの2018年のサッカー中継テーマソングのSuchmosの「VOLT-AGE」と同様に、これほどふさわしい曲は他には無いと思います。
でも、こういうミドルテンポの落ち着いた雰囲気がスポーツのテーマ曲に合わないという意見はあるよね。「気分が上がらねえ」と。
「暗すぎて勢いが出ない」 バスケW杯のテーマ曲に賛否両論...「曲は素晴らしいけど合わない」: J-CAST ニュース【全文表示】
(つか、またJ-CASTニュースかよw)

あのね、私の贔屓であるアルビレックス新潟インテルミラノも、試合に送り出す際のチャントは選手とチームに愛を誓うものであるため、落ち着いたバラードが歌われるのね。決して観ている本人が気分を高ぶらせるためのものではないの。その辺を勘違いすんな。それに、初っ端からアゲアゲの曲で選手を送り出して怪我でもされたらどうすんの。「先ずは落ち着け」という意味でもあるのよ。


Fujii Kaze - Workin’ Hard(Official Video)





6.フィロソフィーのダンス:「サンバーント・ロマンス(single)」2023.7 release


9月に入り新作EPのリリース月になりましたが、お馴染み児玉雨子氏作詞による楽曲が先行配信。
夏の陽射しで日焼けしそうな“ひと夏の恋”。奥津さんの声が映える艶っぽいラテンフレーバーなファンク。