THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2023年6月の備忘録

7月ですね。
今年も半年が過ぎました。
あっという間ですね、って、毎月同じことを言っている気がw


では、2023年6月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
相変わらずの周回遅れです。
今月は少ないな。



1.Hi-STANDARD:「I'M A RAT」2023.4 release


今年2月に急逝した恒岡章の遺作となったシングル。レコーディングは昨年12月に行われていた様だ。
4月に配信が始まった音源だけど、私自身、受け入れる為の心の準備が整っていなくてね。今になって漸く聴いたよ。
ツネさん、本当に良いドラムを叩いている。本当にカッコ良くて、ご機嫌なドラムなんだよね、、。
しかし、コロナ禍以降、大好きなバンドの大好きなドラマーが相次いで亡くなってしまうのはとても辛い。


Hi-STANDARD Recording Documentary (Dec, 2022)


Hi-STANDARD - I'M A RAT (Official Lyric Video)





2.FOO FIGHTERS:「But Here We Are」2023.6 release


フー・ファイの11枚目のアルバムにして、テイラー・ホーキンス没後初のスタジオ・アルバム。
バンド自体は新たなドラマー「ジョシュ・フリース」を迎えているが、今作はデイヴ・グロールがドラムを演奏しているとの事。悲しい出来事があってもバンドは歩みを止めない。
いや本当に、コロナ禍以降、大好きなバンドの大好きなドラマーが相次いで亡くなってしまうのはマジで辛い。


Foo Fighters - But Here We Are (Sunrise Lyric Video)





3.MORISAKI WIN:「BAGGAGE」2023.4 release


森崎ウィン君の2ndアルバム。
彼は歌が上手いよね。ソフト・ロックの若き担い手。本当にこれからが楽しみなアーティストだと思う。


MORISAKI WIN(森崎ウィン)/ 「Perfect Weekend」(Official Music Video)





4.東郷 清丸:「余生Ⅲ」2023.6 release


東郷清丸の生演奏・生歌音源。「実家で5曲。千葉の廃墟で2曲を録音」だそうです。
この人、私の勝手な想像で、何となく人を食ったような楽曲のイメージがあるんですが、本人は凄くまじめなんだろうな、きっと。


東郷清丸 - 朝のバード in 余生Ⅲ




5.STEREO CHAMP:「The Elements」2023.6 release


お馴染み「CRCK/LCKS」でも活躍するジャズ・ギタリスト『井上銘』率いるジャズ・バンド「STEREO CHAMP」の約5年ぶりの3rdアルバム。メンバーには井上の他に、類家心平(tp)、渡辺翔太(pf,key)、山本連(ba)、福森康(ds)と、多方面で活躍する名うてのミュージシャンが揃う。
私は、フィロのスの「Dance with Me TOUR 2021」にバックバンドで参加していたベーシストの山本連氏の活動を追う中でSTEREO CHAMPを聴き始めたのですが、このバンド、正に「オルタナティブ・ジャズ」とも言うべき新世代感が半端ないジャズですよね。今後のシーンをリードする存在になって行くのではないでしょうか。


Sprinter


O.I.CⅡ





6.The Timewriter:「Dear Human Being」2023.5 release


ドイツはマンハイムのテックハウス系レーベル「Plastic City」のTerry Lee Brown Juniorと並ぶ看板アーティスト「The Timewriter」のニューアルバム。Plastic Cityはディープハウス寄りのテックハウスで、非常に私好みのレーベルなのですが、The Timewriterの音はレーベルの象徴とも言うべき正に『プラスチック』な質感で、冷たさと柔らかさが同居する感じが好いんです。


The Timewriter - Days Of Deception (Plastic City) I Offical Video





7.quickly, quickly:「Easy Listening (EP)」2023.5 release


オレゴン州ポートランドを拠点に活動する「quickly, quickly」ことGraham Jonsonの新作音源。
本当に掴み所の無い音楽なのだが、聴いていて癖になるんですよね。
この人、まだ若いんですが、何者なんだ?


quickly, quickly - Natural Form (Official Visualizer)





8.水曜日のカンパネラ:「RABBIT STAR ★ (EP)」2023.4 release


鬼才「ケンモチヒデフミ」のワードと音のセンスは日本の宝だと思うのね、私。


水曜日のカンパネラ赤ずきん


Shadow







ライブ観覧:眉村ちあき
<CHIAKI MAYUMURA Tour “イッサイガッ SAI”新潟>GOLDEN PIGS RED STAGE 2023.6.24

以前から「一度は観てみたい」眉村ちあきさんでしたが、新潟に来てくれて、さらには「キャパ300が埋まらないので助けて」の旨のツイートを目にしては、最早行かないという選択肢は無いでしょう。
と言うことで、初めて眉村さんのライブに行ってきました。
眉村さん、本当に歌が上手いですね。歌手としてもっと注目を浴びても良いのにと思いますが、やっている音楽がオルタナティブ・ポップ(アイドル枠)なので大衆受けは難しいのだろう。でも、キャラが好いんですよねこの人。ライブは面白かったですよ、マジで。縄跳びしたり、ビーチボードでクラウドサーフしたり、お客さんの巻き込み方が眉村さんと言うキャラクターそのものなんでしょうね。もっと売れろ!
これからも応援しています。



眉村さんのライブ後に、新潟駅前の焼き鳥屋「串吉」に寄る。