THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2023年1月の備忘録

早いもので、もう1月が終わりました。
立春を迎えましたが、まだまだ真冬の寒さです。

では、2023年1月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
出遅れ気味は相変わらずです。




1.LAGHEADS:「Where is "LAGHEADS" ?」2023.1 release


小川翔(Gt)、山本連(Ba)、宮川純(Key)、伊吹文裕(Dr)という、現在の日本のシーンにおいて、色んな所で名前を目にする4人が集まったバンド『LAGHEADS』の2枚目のEP。
フィロのスの「Dance with Me TOUR」に参加していた山本連のベースプレイが気に入って、それ以来彼の参加作品を追っているのですが、このバンドではベースだけではなくコンポーザーとしての才能も発揮していますね。
前作から引き続きのkiki vivi lily、HIMIに加え、マハラージャン、高木祥太(BREIMEN)、MELRAWがゲスト参加しています。


Drivin'





2.Otis McDonald:「WINTER」2023.1 release

サンフランシスコを拠点に活動するプロデューサー/マルチインストゥルメンタリスト「Joe Bagale(ジョー・バガレ)」のソロプロジェクト『Otis McDonald』。四半期シリーズも年が明けて『冬』となりました。
寒い日々が続いていますが、チルな心地好いグルーヴで和みましょう。


WINTER «» FULL ALBUM VISUALIZER





3.大橋トリオ:「ohashiTrio collaboration best -off White-」2023.1 release


デビュー15周年を迎える大橋トリオの、これまでのコラボ作品を纏めたベスト盤です。
コラボレータの特徴を生かしながらも、ちゃんと「大橋トリオ」な世界観に仕上がっている所が素敵ですよね。


大橋トリオ / La La La feat. JQ from Nulbarich (Music Video)







4.ikkubaru:「Lagoon」2023.1 release


みんな大好きインドネシアのシティポップオタクバンド「ikkubaru」の新作は、まさに『あの頃の夏』を髣髴とさせるサウンド。ギターのハモリやベースの音など空気感がまさに『あの頃の夏』。こんなに日本の『あの頃』を愛してくれて、ありがとう以外の言葉が浮かばないですわ。


ikkubaru - "Lagoon" (Official Video Lyrics)





5.Vulfpeck:「Schvitz」2022.12 release


みんな大好きLAのミニマルファンクバンド「Vulfpeck」の新作。
今作のテーマは『サウナ』らしいですよ、奥津さん!!!


VULFPECK /// Simple Step





6.和久井沙良:「Time Won't Stop」2022.12 release


以前から各所で話題の、東京藝術大学出身のピアニスト「和久井沙良」を漸く聴きました。
いやあ、もう圧倒されましたね。クラシックを経験している人ならではの感性もあると思うが、それだけではない「新世代のジャズ」を感じました。素晴らしい。「BIGYUKIの後を継げそうな人が出てきたな」というのが感想です。(適当過ぎるw)
なんか、私が興味を抱いて聴いている界隈には、東京藝術大学バークリー音楽大学の出身者が多いなぁ。


和久井沙良「Calming Influence feat.Pecori(ODD Foot Works)」Official Music Video





7.Fred Hersch & Esperanza Spalding:「Alive at the Village Vanguard」2022.12 release


ジャズピアニスト「フレッド・ハーシュ」と、エスペランサ・スポルディングの二人によるライブパフォーマンス。
今作ではエスペランサはベースを弾かずにヴォーカルに専念していますが、エレガントな佇まいが目に浮かぶような彼女の歌声と、それを優しく包み込むようなフレッド・ハーシュのピアノの調和が素晴らしい。


Fred Hersch & Esperanza Spalding 1/8/23 The Cabaret, Indianapolis, IN





8.Mutemath:「Play Dead Live」2022.12 release


MUTEMATHのライブ音源。
フジロックへの出演を機に彼等の音源を聴くようになったのだが、しばらく動向を追っていないうちにメンバーのほとんどが入れ替わってしまい、オリジナルメンバーはボーカル/キーボードのポール・ミーニーだけになってしまった。(ドラムのダレン・キング推しだったのだが、、、)
しかし、以前からのバンドの特徴でもある強力なリズム隊が奏でる極太なグルーヴは相変わらずでした。


MUTEMATH - Play Dead Live (in Chicago)






9.フィロソフィーのダンス:「熱風は流転する」2023.1 release

来月発売される新体制での初シングルのリード曲が配信中です。
アニメ「あやかしトライアングル」のオープニング曲ですね。(見てないけど)


TV アニメ「あやかしトライアングル」ノンクレジットOP映像|フィロソフィーのダンス「熱風は流転する」





■ライブ観覧 【Halu Hinata Birthday Live 2023】2023年1月21日(土)Billboard Live YOKOHAMA

日向さんが、1曲目「ジャスト・メモリーズ」の最初フレーズを歌っただけで、私は涙が溢れそうになりました。暖かい太陽の日差しを感じるような彼女の歌声は、本当に素晴らしかった。いやあ、ハルちゃん歌上手いわ、いやマジで。ここ数年で格段に表現力が増したのではないでしょうか。
ドラムレスのアコースティック主体のバンド編成とも相まって、彼女の歌声を堪能できるセットリストとバンドアレンジでしたね。
フィロのス曲はもちろん、土岐さんとのコラボレーション、美空ひばりメドレー、ミュージカル曲、どれもが聴き応えのある内容でした。土岐さんが自身のTwitterで「この内容で全国ツアー希望」って言うだけのことはあります。
1部は3階カジュアルエリアから俯瞰で、2部はサービスエリアS指定で間近から観覧することが出来て、お洒落な会場の雰囲気と相まって最高のライブ体験になりました。

<セットリスト>
1. ジャスト・メモリー
2. ジョニーウォーカー
3. ウェイク・アップ・ダンス
4. 東京キッド/美空ひばり
5. 真っ赤な太陽/美空ひばり
6. お祭りマンボ/美空ひばり
7. Part of your world(リトルマーメイド)
8. 目隠し feat. 土岐麻子
9. 美しい顔 feat. 土岐麻子
10. VIVA運命
11. You can’t stop the beat(ヘアスプレー)
アンコール
12. 愛の哲学

バンド
 KB(Gt)
 真船勝博(Ba)
 櫻井大介(Pf)
 真城めぐみ(Cho)

ゲスト
 土岐麻子