THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2023年11月の備忘録

12月になりましたね。
早いなあ。あっという間。
今年は暖冬になるらしいですが、朝晩の冷え込みはやはり12月ですね。
寒がりなので、この時期辛いです。

では、2023年11月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。


1.Incognito:「Into You」2023.10 release


Incognitoの通算19作目となるスタジオアルバムが4年振りにリリース。
結成44年を迎えた大ベテラン・バンドだが、ただ長くやっているだけでなく、チェリVやナタリー・ダンカンなど若いメンバーも入れて新陳代謝を繰り返している上での、安定のブルーイ節。
最近私が推しているUKネオソウルのニュースター「Yakul」のヴォーカル、ジェームズ・バークリーも前作に引き続き参加している点も好い。


Incognito - Into You (Featuring Cherri V)





2.Yakul:「In Our World」2023.11 release


最早Incognitoファミリーと言っても良いくらい(?)の新世代ボーカリスト、ジェームズ・バークリーを擁するUKのネオソウル・バンド「Yakul」ですが、2017年のデビューから現在に至るまでの楽曲をセレクトした日本独自企画のベスト盤がリリースされました。
今までもジャケットのデザインに日本語を入れたり、バンド名自体も、もののけ姫の「ヤックル」から名付けたり(?)と、親日の印象がある彼等。この機会に日本での知名度が上がることを期待したいです。


YAKUL『In Our World』official teaser


Yakul - Blossoming (Live Session)





3.在日ファンク:「在ライフ」2023.11 release


在日ファンクの5年振りのオリジナル・アルバムは、お寿司。(いや、そうじゃないw)


在日ファンクRHカメラVol.2 伝えたい『おすし』のこと


おすし





4.xiangyu :「OTO-SHIMONO」2023.11 release


xiangyuの新作EPは、落とし物をテーマにした楽曲集。
たしかに、「何でこんなところにこんなもんが落ちてんだ?」と思うことが多々ある。


xiangyu - 道端にネギ (Official Video)





5.Byron The Aquarius:「この人生なんてクソだ」2023.11 release


アトランタのキーボーディスト/プロデューサー、バイロン・ジ・アクエリアスの新作EP。何てタイトルだw
私が今まで聴いてきたハウシーな路線とは違うエクスペリメンタルなサウンドでありながら、根底には彼独特の地を這うようなディープな世界がある。


AMERICAN BUM





6.sir Was:「We Can Go Anywhere From Here」2023.11 release


スウェーデンのプロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト、Joel Wästbergによるソロ・プロジェクト「sir Was」のニューアルバムがリリースされていました。如何せん、ここ日本では情報が少なすぎるのですが、相変わらずのドリーミーでメランコリックなポップミュージックでした。


sir Was - Sometimes You Got To (official visualiser)





7.Moonchild:「Reflections」2023.11 release


Moonchildの新作音源は、今までの発表曲をアコースティックで再構築・再演した内容。
これはこれで凄くハマっていて、素敵な音源集。アンバー・ナヴランの歌声でチルアウト。


Moonchild - “The List (Acoustic)” Official Video






ライブ観覧
フィロソフィーのダンス 『Greatest 5 Party 2023 : GORILLA HALL OSAKA』2023/11/18/(土)


フィルのスの今回のツアー『Greatest 5 Party 2023』。私の地元の新潟公演はもちろん参戦しましたが、やはりバンドセットのライブを体験したくて大阪まで遠征しました。本当はツアーファイナルの東京公演「LINE CUBE SHIBUYA」に行きたかったんだけど、平日は仕事の調整が厳しくて断念し、土曜日開催の「GORILLA HALL OSAKA」に行って来ました。関西方面に向かったのはコロナ禍以降で初。久しぶりの大阪の街でした。
今回のバンドメンバーは、真船勝博(Ba)、イイダケイスケ(Gt)、櫻井大介(Key)、楠蓮(Dr・大阪のみ)というラインナップ。バンマスを務める「まふまふ」ことベースの真船さんは、エゴラッピンや初期の藤井風バンドでお馴染みですね。キーボードの櫻井さんと共に今年の1月の日向ハルさんバースデーライブに出演していました。今回も真船&櫻井のベテラン勢は安定感抜群なグルーヴ。そしてギターのイイダさんとドラムの楠蓮さん(あの楠均さんの息子さん!)は初めてでしたが、カッコ良いプレイで楽しませてくれました。
やはり、フィロのスはバンドセットが最高に似合いますね。奥津さんも言っていましたが、バンドセットのフィロのスは魅力1.5倍増し。オケのライブとは違う生演奏ならではのグルーヴとテンション、そして場を揺らす音のダイナミズム。素晴らしかったです。セットリストはオケのライブとほぼ同じでしたが、バックが生演奏だとパフォーマンスの見え方も別物に感じますね。それくらいインパクトのある内容でした。
特典会で日向さんとお話した際に「いつか新潟含め全国をバンドセットで回りたいな」とのお言葉を頂きました。それは私のたっての希望でもあります。実現できると良いですね!



それにしても、私の推しが可愛すぎる!




ゴリラホールは新しくて良い箱ですね。すぐ傍に温泉施設があるところもイイです。寒風が吹きすさぶ中、物販に並んで身体が冷え切ったので、ライブ前に温泉につかりました。



ライブの後、大阪に来たら寄ろうと思ってたテクノをマッキントッシュで聴かせてくれる梅田のバー(dfloor)に行きました。5~6年(?)振りです。久しぶりでしたが、マスターの変態っぷりは相変わらずでした(笑)。