THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2022年2月の備忘録

21世紀になっても大国による侵略戦争が起きるとは。
何というか、言葉もない、、。


2月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。


1.kolme:「Hajimete No Mini Album」2022.1 release


DIY精神あふれる女子3人組「kolme」による、タイトル通りの初めてのミニアルバム。
久しぶりにkolmeの楽曲を聴きましたが、クールな佇まいは相変わらずです。


kolme / Upgrade me (Lyric Video)






2.Seba:「Ingaro」2022.2 release


スウェーデンドラムン・レジェンドともいわれる「Seba」ことセバスチャン・アーレンバーグの、8年ぶりのニューアルバム。ドラムン好きなので、Sebaの纏まった音源が出るのは嬉しい。


Seba & Marina Samba - How It Goes





3.Kenichiro Nishihara:「empath」2022.1 release


Spotifyにお勧めされた、音楽家西原健一郎Kenichiro Nishihara)の、3年ぶり7枚目となるオリジナルアルバム。
ポップス~ヒップホップ~ジャズと振り幅の大きい音世界。でも一貫してジャジーでクール。
お洒落です。


Only Tonight


NBL





4.Moonchild:「Starfruit」2022.2 release


Moonchildの新作!
甘く、そして心地良い、ジャズ~R&B~ネオ・ソウル。
休日の昼下がりを昼酒しながらまったりと過ごしたい時に。
今月のアナログ盤発注案件でした。あ~気持ちイイ。


Moonchild - "Get By" feat. Tank and the Bangas (Official Lyric Video)





5.EVISBEATS & Nagipan:「PEPE」2022.2 release


Spotifyにお勧めされたEVISBEATSとNagipanによる共作アルバム。
殺伐としたこの世界で、心を穏やかに落ち着かせてくれる、優しさに満ち溢れた良いアルバムでした。


EVISBEATS & Nagipan - S.M.I.L.E feat. Blumio & Kyte





6.Shubh Saran:「inglish」2021.10 release


こちらもSpotifyにお勧めされたNYを拠点に活動するインド人ギタリスト/作曲家「Shubh Saran」(シュバ・サラン)の昨年10月にリリースされた2枚目のフルアルバム。
インドや中東の伝統音楽をルーツにしたジャズ~フュージョン~ポストロック。インドで生まれ、エジプト、スイス、カナダなどを転々として育ち、バークリー音楽大学で学んだ彼のバックグラウンドが創り出したミクスチャーサウンド


Enculture





7.眉村ちあき:「ima」2022.2 release


弾き語りトラックメイカーアイドル・眉村ちあきのニューアルバム「ima」(アイマ)を聴きました。
眉村さんは「よい」。「良」くもあり「好」くもあり「佳」くもある。本当によい。
三歳児がそのまま天真爛漫に育って大人になった様な印象の人だが、天性の才能を持った人でもある。
もっともっと世の中に知られてほしい。


眉村ちあき「この朝を生きている」MV


眉村ちあき「悪役(Villain) Band ver.」[Official Music Video]





8.iri:「neon」2022.2 release


今年メジャーデビュー6周年を迎えるiriの、1年11ヶ月ぶりとなる5枚目のアルバム。
Yaffle、TAAR、mabanua、KAN SANO、Shin Sakiuraなどが参加。
凛とした音の質感が本当に良い。


iri 「摩天楼」 Music Video





9.KIRARA:「4」2022.2 release


Spotifyにお勧めされた韓国のアーティスト「KIRARA」の4枚目のアルバム。
この人の素性がよくわからないのだが、韓国大衆音楽賞で『最優秀ダンス&エレクトロニックアルバム賞』の受賞歴があるらしい。
このアルバム、今から15年くらい前の、そうだなCAPSULEの『Sugarless GiRL』とか、cherry boy functionの『SOMETHING ELECTRONIC』を聴いているような、あの頃の懐かしい音の感覚がある。


[Official Audio] 키라라 (KIRARA) - Stargaze





10.Mondo Grosso:「BIG WORLD」2022.2 release


大沢伸一のソロプロジェクト「MONDO GROSSO」の4年振りのニューアルバムを聴きました。
多彩なゲストを迎えた安定感抜群な仕上がりの世界(楽曲)を巡る旅。


MONDO GROSSO / IN THIS WORLD feat. 坂本龍一[Vocal:満島ひかり




■その他

フィロソフィーのダンス十束おとはさんが、今年の11月をもってグループを卒業することになった。
私がフィロのスにハマったのは、「ライブ・ライフ」のMVでの十束さんのインタビューを見たのがきっかけでした。他の3人との歌やダンスの実力差に悩み藻掻きながらも自身の核となる自信を得て、「あなたにとってフィロソフィーのダンスとは?」の問いに、『人生。かな?』と、おどけながらも明るく答える前向きな姿に、『生の哲学(ライブ・ライフ)』を見た気がしたのです。
でも、その時の姿が結果として自分を追い込み、『”歌って踊る”ということがいつしか自分にとってプレッシャーになってしまい、頑張り続けることが辛くなってきてしまった』のだろうなと。
danceforphilosophy.com

十束さん、あなたに出逢えたことは感謝しかありません。あなたの個性や成長・変化の過程をリアルタイムで見て感じる事は、ファンとして素晴らしく素敵な体験でした。
フィロのスはこの先、新メンバーを迎えて新たな体制に変わりますが、グループの成長を見守っていただきたく思います。元祖『ベスト・フォー』として。

お疲れさまでした。どうもありがとう!