9月末。
10月から消費税率が上がるからって、スタッドレスタイヤをこの時期に急遽2台分入替え。
どっちみち今シーズン必要だったのでしかたないけど、こんな時期に冬タイヤを購入したのは生まれて初めてだわ。
いろいろとバタバタと慌しい季節の変わり目、皆様如何お過ごしでしょうか?
相変わらずの周回遅れな、今月のメモです。
1.The Brand New Heavies:「TBNH」
2019年9月リリース
The Brand New Heaviesの古巣Acid Jazz Recordsからリリースされた待望の新作。
タイトルはそのままずばりの「TBNH」。自身の名前の頭文字をそのままタイトルにしたということは、新たなスタートを切りたかったという事なのでしょうか?
かつてのクールなアシッドジャズから一歩引いた、非常に分りやすい、洒落たファンク/ソウルな感じで、いかにも所属レーベルのボス「Gilles Peterson」がコンピで選曲しそうな質感が良いですね。トマパイの「ワナダンス!」的なネタ感満載な曲があったり、文句無く楽しい。
しかし、The Brand New Heaviesと言えば、20年以上前、「Shelter」リリース時の来日ツアーで新潟公演があったのですが、お客さんの入りが悪くてね。私は喜び勇んで新潟テルサに出かけたのですが、会場の1/3も埋まらなかったっていう、、。ライブは良かっただけに、ホント田舎でごめんなさい。
The Brand New Heavies - Getaway (Official Live Performance Video) with Angela Ricci.
2.Flor:「Ley Lines」
2019年9月リリース
LAの4人組インディーポップ・バンド「Flor」のセカンドアルバム。
私がサブスクで音源を漁り始めたころから頻繁にSpotifyがおススメしてくれたバンドで、新作アルバムを楽しみにしていました。
シンセとギターが心地良く曲調も穏やかで優しい。色々とお疲れなあなたにおススメしたい。
flor: slow motion [OFFICIAL VIDEO]
3.Sweet William:「Brown」
2019年9月リリース
愛知県出身のプロデューサー「Sweet William」も頻繁にSpotifyがおススメしてくれておりまして、アルバムが出たので聴いてみました。
行間の「間」を楽しむ様な、ミニマルなビートに乗せて心地良くグルーヴして行くHip Hop。
特に「J.Lamotta すずめ」や「kiki vivi lily」など印象的な歌声を聴かせてくれる女性ボーカリストをフィーチャーしたトラックが素敵でした。
Tempo de sonhar (feat. kiki vivi lily)
4.TOMC:「Reminiscin'(EP)」
2019年8月リリース
福島県郡山市出身のビートメイカー「TOMC」の新作EP。
繊細に構築されたアンビエントかつチルなHip Hopサウンド。
Reminiscin’ (The End of Summer)
5.SGJAZZ:「SGJAZZ」
2019年8月リリース
ケンタッキー州ルイビルを拠点に活動するヒップホップ/ネオソウルプロデューサー「Dr. Dundiff」のバンドプロジェクト「SGJAZZ」のファーストフルアルバム。
最近はこの手の「ネオソウル」が私の中でかなり来てまして、以前は割りと「喧嘩」しているんじゃないかってくらい尖った音が好みだったのですが、最近は優しく丸い質感の音が心地良く感じられ、ずいぶんと歳をとったんだなあと実感してます。
それと、気づくとここにも「J.Lamotta すずめ」ちゃんがフィーチャーされているというね。すずめ、来てるな!
SGJAZZ - Last Sunset (video version)
6.Rotem Siven:「Same Way Home」
2019年8月リリース
イスラエル出身のジャズギタリスト「ロテム・シヴァン」の新作。
なんともローファイなループビートにのせた優しい音色のギターが印象的。
ジャズというより、ネオソウル、いや、この実験的感覚は最早Hip Hopなのか?
それと、ジャケットがとても可愛い。
Rotem Sivan - Lore
7.Kainalu:「Lotus Gate」
2019年6月リリース
「Kainalu」は、マディソン出身のシンガーソングライター&マルチプレイヤー「Trent Prall」によるソロプロジェクト。
初めて聴きましたが、70年代あたりの懐かしさも感じるインディーなサイケデリック・ファンクで、非常に好み。
Kamikaze Mushroom Palace
8.LEISURE:「twister」
2019年7月リリース
こちらも初聴きのニュージーランド出身の5人組ポストロック・バンド「LEISURE」。
前出のKainaluと同様な質感のファンクサウンド。
LEISURE - Man
9.Orions Belte:「Slim(EP)」
2019年7月リリース
素性不明の3人組バンド。
テイストとしてはKhruangbin系インストバンドです。
Spotifyのプロフィールに「ナイジェリアの70年代のロックにインスピレーションを受けたインストゥルメンタル音楽。リビエラのポストカード、イタリアのモンツァトラックでのフォーミュラワンレース、「世紀の戦い」でジョーフレイザーがムハンマドアリを破ったときを演奏します。」と紹介されていますが、まあ、総じてそんな感じですw
Cherchez La Ghost
10.Freddie Joachim:「BEYOND THE SEA OF TREES」
2019年5月リリース
Spotifyにおススメされた、LAのビートメイカー「フレディ・ヨアキム」の新作。
繊細でメランコリックな音世界。ジャジーなネオソウル。
Freddie Joachim - Beyond The Sea Of Trees - Promo video
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