寒暖差が激しくて、身体がついて行けません。
それにしても、年が明けてからの豪雪と暴風雪は酷かったな。
この先、これが冬の標準値になるのかね。
では、2月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
相変わらずの周回遅れです。
１．Jesus Molina：「Departing」2020.6 release
コロンビアのジャズピアニスト「ヘスス・モリーナ」の昨年リリースのアルバム。
この人、過去動画や画像を漁ると、ダイエットに成功した様子が一目瞭然。
超絶技巧や天才マルチプレーヤーなど、最近のジャズ界隈では凄い才能が次々と現れますね。
Jesus Molina - Departing
２．Kenny Larkin：「AZIMUTH (EXPANDED EDITION) 」2021.1 release
デトロイトテクノのオリジネーター『Kenny Larkin』が1994年にWarp Recordsからリリースしたファースト・アルバム「Azimuth」のリマスター盤。
こうして改めて聴くと「デトロイトテクノ」って紛れもなく『ダンスミュージックの古典』だし、真の意味での『クラシック』だと思う。
Azimuth
３．Freddie Joachim：「Voices in My Head（EP)」2021.2 release
心地好いグルーヴで揺れる、フレディ・ヨアキムの最新音源。
昼酒の後で聴くと、気持ち良く昼寝が出来そうだ。
Head Scratcher
４．yonige：「健全な社会」2020.5 release
随分と前から名前は目にしていたのですが、なかなか機会が無く、今更ながらyonigeを聴いています。
これは昨年リリースされたアルバム。ボーカルの声質と、音の空気感が好き。
yonige「健全な朝」official music video
５．Henry Solomon and Logan Kane：「Outside World 2」2021.1 release
ルイス・コールのビッグバンドなどでバリトンサックスを吹いている「ヘンリー・ソロモン」と、同じくルイス・コールと数多くのセッションでベースを弾いている「ローガン・カネ」によるジャズ・フュージョン。
ヘンリー・ソロモンは直近のソロアルバムを聴いたのですが、強烈にアバンギャルドで難解なジャズアルバムでした。今回のこの音源もかなり癖の強い音楽だけど、ポップな仕上がりで好。
"Hits!" - Henry Solomon & Logan Kane (feat. Louis Cole & Dennis Hamm) [Visualizer]
６．millennium parade：「THE MILLENNIUM PARADE」2021.2 release
常田大希率いるmillennium parade。King Gnuのメンバーが参加しているので世間的な注目もあるが、King Gnuに加えて、江崎文武や石若駿など東京藝術大学卒なアカデミックでインテリジェンスに溢れたプロジェクトなので、『J-POP』を学術的な分析で引っ張って行ってくれることを期待している。
millennium parade - THE MILLENNIUM PARADE (Official teaser)
７．The Paradox：「Counter Active」2021.2 release
ジェフ・ミルズがフランス人音楽家『ジーン・ファイ・デアリ』と組んだエレクトロニック・ジャズ・プロジェクト「The Paradox」。ミニマルなテクノとジャズのマリアージュ。
The Paradox - Residence (Alternative Version)
８．Apifera：「Overstand」2021.1 release
イスラエルのジャズシーンを牽引する「リジョイサー（key）」、「ニタイ・ハーシュコヴィッツ（key）」、「アミール・ブレスラー（ds）」、「ヨナタン・アルバラク（b）」によるカルテット『Apifera 』のデビュー作。プログレッシブなジャズ・フュージョン。
このバンドのドラマーのアミール・ブレスラーに、ジェフ・ベックのアルバム「Blow by Blow」でのリチャード・ベイリーのような、『ニュアンスのあるドラミング』を感じました。
Apifera - Énék Hamaguro
９．Mime：「Yin Yang」2021.2 release
80年代の香りがする音作りがツボなネオソウルバンド「Mime」のセカンドアルバム。
ボーカル「ひかり」の落ち着いた歌声もツボ。
Mime - Headlight(Official Music Video)
１０．奥津マリリ：「ネイビーブルー（Single)」2021.2 release
奥津さんの歌声は本当に「ふわっ」とくるよね。彼女は顔の表情も豊かでキャラクターとして見ていて飽きないんだが、声の表情も可愛いとエロいの振り幅が凄くて聞いていて楽しい。ただ、歌唱となると雪が降り積もって地面に染入るように、心の空いたスペースにふわっと積もって入っていく感じが何とも言えない。なので、こういう「聴かせる曲」を歌われると嵌る。沼ってやつね。
ちなみに歌詞はThe Clap時代からの盟友「森晶美」との共作。
ネイビーブルー
１１．フィロソフィーのダンス：「カップラーメン・プログラム（Single)」2021.2 release
メジャー２作目のリリースとなりますが、メジャー以降の彼女達のキャラクターをより際立たせ、確立させた印象。自己愛と自己肯定に溢れたイイ女達。もはや、作詞した児玉雨子には座付作家になってもらいたい。
フィロソフィーのダンス「カップラーメン・プログラム」MV
