THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2021年1月の備忘録

昨年の今頃は、まさかこんな状況になるとは、思いもしなかったなあ。


では、1月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
今回は出逢う機会を逸して素通りしていた人達が多め。


1.BIGYUKI:「2099(EP)」2020.12 release

随分と前から名前は目にしていたのですが、なかなか機会が無く、今更ながらBIGYUKIを聴いています。
名門バークリー音楽大学出身の「BIGYUKI」こと平野雅之によるHip-Pop世代のジャズ。
リリカルで繊細でありながら攻撃的。素晴らしいの一言。
1月で一番再生回数の多い音源でした。




2.ジェイコブ・コリアー:「Jacobean Chill」2021.1 release

新時代の若き天才によるチルサウンド
今年もグラミー賞に3部門ノミネート。楽しみですね。

Jacob Collier - He Won't Hold You (feat. Rapsody)




3.Death Cab for Cutie:「The Georgia(EP)」2021.1 release

この音源、「Bandcamp で1日限定でリリースした、ジョージア州の投票の結果を記念してジョージア州出身のアーティスト TLCR.E.M.、Neutral Milk HotelCat PowerVic Chesnutt のカバー5曲を収録したEP」で、「大統領選におけるジョージア州の公正な選挙を保証するための活動支援」との事であります。
こういうの、日本じゃ考えられないな。


Death Cab for Cutie – Waterfalls (Cover)



4.Rhye:「Home」2021.1 release

ロサンゼルスを拠点に活動するマイク・ミロシュのR&Bソウルユニット「Rhye(ライ)」。
80年代ディスコな趣。

Rhye - Black Rain (Official Video)




5.雨のパレード:「Face to Face」2020.12 release

随分と前から名前は目にしていたのですが、なかなか機会が無く、今更ながら雨のパレードを聴いています。
ロディアスなオルタナティブ・ポップ。男性ボーカルの声質が素敵。良い声。

雨のパレード – Child’s Heart(Official Music Video)





6.D.A.N.:「LIVE ARCHIVE : STRAND」2020.12 release

D.A.N.のライブアルバムを聴きました。
シンプルながら空間の拡がりを感じさせる音が心地好い。

D.A.N. - Aechmea (Live)




7.Donny Benét:「Mr Experience」2020.5 release

シドニー出身のマルチプレイヤー、プロデューサー、シンガーの Donny Benét (ドニー・ベネット)。
以前からSpotifyにお勧めされていたのですが、アルバムをようやく聴きました。
アルバムジャケットのイメージのままと思っていただいて結構ですw

Donny Benét - Mr Experience



8.Sen Morimoto:「Sen Morimoto」2020.10 release

シカゴを拠点に活動するマルチインストメンタリスト、シンガーの森本仙のアルバム。
Hip-Pop、R&B、ジャズなどジャンルレスに浮遊する感覚。

Sen Morimoto - Deep Down ft. AAAMYYY (Official Video)



9.リトル・クリーチャーズ:「30」2021.1 release

随分と前から名前は目にしていたのですが、なかなか機会が無く、今更ながらリトル・クリーチャーズを聴いています。
活動歴30年という大ベテラン。
ギターのクリーントーンで紡がれる音の行間、いや隙間、いやディスタンス、というか適度な距離感が良い。

LITTLE CREATURES「あさやけ」(Official Video)




10.日向ハル:「バースデイ・ライブ・アット・キネマ倶楽部 2020」2020.12 release

仕事を午前中で切り上げて、新潟駅のぽんしゅ館で誕生日プレゼントの「雪男」4合瓶を仕入れて新幹線に飛び乗り、鶯谷のキネマ倶楽部に向かったのがちょうど一年前ですか。『ライブ』を体感したのは、この「日向ハル生誕祭2020」が現時点で最後ですね。
あれから世の中が随分と様変わりしてしまいましたが、時の過ぎるのは、あっという間ですね。
lstd.hatenablog.com


宿命 (ライブ・アット・キネマ倶楽部 2020)




一方、今年の生誕祭「日向ハル生誕祭2021」は観客を入れてのイベントはなく、ライブ配信で行われました。
『LIFE feat.bird』を始めとしたカバー曲やソロ曲も素晴らしかったけど、ソロで歌った『ハッピー・エンディング』を聴いて、改めて良い曲だなあ、と感じました。


11.日向ハル:「目隠し(single)」2021.1 release

で、日向さんがこの一年で感じた想いを土岐麻子さんが形にしてくれました。
日向さんの表現力も随分と上がりましたね。素敵です。