THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

2019年4月の備忘録 その2

11.Local Natives:「Violet Street」

LA出身のインディー・ロックバンド、「ローカル・ネイティヴス」の最新作。
Spotifyがお薦めしてくれて初めて知ったバンドですが、ちょっとメランコリックな感じのメロディーラインと繊細なコーラスが印象的。

Local Natives - Café Amarillo (Official Music Video)


12.TENDRE:「NOT IN ALMIGHTY」

ベーシスト河原太朗によるソロプロジェクトの2018年リリース。軽やかなグルーヴに載せたシティポップ。
これも前出のアンダーソン・パーク同様、昼酒呑んでちょっと気分が良くなる系ですね。遅めのランチの後にコーヒーではなくグラスワインを頼んでしまったような。
この人、長岡亮介っぽい声質で良いですね。

TENDRE - DOCUMENT (Official Music Video)



■その外・気になったもの

今月はいっぱいあるなw


























■雑感

Perfumeの北米ツアーをネットで追いながら感じたことを記しておきます。

今の日本国内でPerfumeを観るとしたらアリーナ以上の会場なので、当然ステージから客席までの距離は遠い(当たり前ですけど、私がアリーナ前方などの良席が当たる事など不可能に近い)ので、いつも巨大セットの一部と化した豆粒大の3人の姿を遠くで眺めながら、時折ステージ脇のLEDビジョンで表情を確認するわけです。
ただ、北米ツアーの会場が(コーチェラのテントも含めて)ホールクラスの規模で、PTAツアーの様な距離感で羨ましかったですね。
確かにアリーナやスタジアム規模のステージセットでの演出と比べると、迫力という点では見劣りするかもしれませんが、3人との距離が近いってのは魅力ですよね。
それと、会場の雰囲気。日本国内だと会場全体がJ-POPマナーで、拳を突き上げて跳ねるというノリですが、北米の客席はそれぞれが自由に過ごしている様子が伺えました。特にコーチェラで会場に入りきれない人達が音漏れで踊る様子が、まんまレイブパーティなノリで、『ダンスミュージックの文脈で観るPerfume』という私の理想がそこにありました。やっぱ、今Perfumeを観るなら北米なんだなと思いました。行きたいわ北米ツアー。って、そんなお金ないけどね。

今回の北米ツアーでのコーチェラ出演が、今後の展開に期待できそうな予感がしています。Perfumeのステージをローリングストーン誌がベストアクトの一つとして取り上げていたし、確実に爪痕を残したのではないでしょうか。会場やYoutube配信で初めてPerfumeに触れた人達の記憶に残って、自ら音源や情報を検索をしてリピーターになってくれることを願ってやみません。Perfumeのグローバル戦略がようやく軌道に乗り始めてきたようです。



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