イタリアを代表する自動車デザインの巨匠、セルジオ・ピニンファリーナ氏が7月2日に亡くなられました。
フェラーリ、マセラティ、アルファロメオなどのイタリアンスポーツから日本の国産車まで多くのデザインを手がけられました。
ピニンファリーナのデザインは柔らかく丸みを帯びたエレガントなスタイリングで、それは動力性能を誇張するのではなく、静かに優しく覆い包む様な、ある種の「粋」を感じさせるものでした。
特にフェラーリの250や365GTB/4など、ロングノーズのFRモデルの流麗なスタイルは素晴らしいですね。
また、Moduloのスタイリングは少年期に憧れた「輝ける21世紀」そのものでした。
セルジオ・ピニンファリーナ氏の代表作がピニンファリーナ社のHPにまとめられています。
Sergio Pininfarina - Photo Gallery of his creations
Ferrari 612 Scaglietti (2004)
Ferrari 365GTB/4 - Daytona (1968)
Ferrari 250GT Berlinetta (1959)
Ferrari 512BB (1976)
Ferrari Testarossa (1984)
Ferrari 512 Modulo - back to the future -
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。