新たな年度が始まりましたが、個人的に怒涛の1ヶ月を過ごしておりました。
5月はさらに色々ありそうです。
では、4月のメモです。
気になった音源は以下の通りです。
相変わらずの周回遅れです。
1.80KIDZ:「ANGLE」2021.2 release
80KIDZの名前を随分と目にしていなかったのですが、今作は5年ぶりのアルバムとか。
多分、10年ぶりくらいに80KIDZの楽曲を聴いたと思うのですが、良い感じに力の抜けた、大人なサウンドになっている印象でした。そりゃそうだよな。フィーチャリングアーティストもmabanua、YonYon、Maika Loubté、AAAMYYYなど私好み。
Your Closet
2.Aaron Frazer:「Introducing...」2021.1 release
米ブルックリンを拠点に活動する『ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズ』のドラマー「アーロン・フレイザー」のデビューアルバム。
セクシーなファルセットのオールドスタイルなソウル・R&Bで、60年代からタイムスリップしてきたかのようなサウンド。とても良いです。
Aaron Frazer - Bad News (Official Video)
3.Shin Sakiura:「NOTE」2020.5 release
SIRUP、iriなどを手掛けるプロデューサー「Shin Sakiura」の昨年リリースされたサードアルバムを今更ながら。
全ての楽器とビートメイク、さらにミックスまで自らこなすマルチプレイヤーによるメロウなグルーヴ。
Shin Sakiura / More Life feat. Ryohu (Official Music Video)
4.L'Impératrice:「Tako Tsubo」2021.3 release
「L’Impératrice」はフランスの6人組バンド。女性ボーカル『Flore Benguigui』が歌うフレンチ・ディスコ。
お洒落さんサウンド。フランス語の響きって良いよね。つうか、アルバムタイトルの「蛸壺」ってなんだよw、と思ったら、医学用語の「たこつぼ心筋症」が由来らしい。
L'Impératrice — Anomalie bleue
5.YonYon:「The Light, The Water」2021.3 release
ソウル生まれ、東京育ち「YonYon」のファーストEP。あちこちで客演をしているので、「ファースト」なのが意外。本人名義の音源としては初めてなのね。
私、本当にYonYonの歌声が大好きなんですよ。それはもう、恋と言っても良いレベルです。
YonYon - Capsule feat. Daigo Sakuragi(D.A.N.) Official Video
6.Tokimeki Records:「Tokimeki Mellow」2021.3 release
80年代シティポップを今によみがえらせる「Tokimeki Records」のカバー集。
うん、ときめくね。
"真夜中のドア/Stay With Me" CoverVersion(OriginalSong by 松原みき/Miki Matsubara) - Tokimeki Records feat.ひかり
7.Lucky Kilimanjaro:「DAILY BOP」2021.3 release
Lucky Kilimanjaroは、何となく『20代最後の夏』な感じがする。
クラブで朝まで遊んで、始発の電車に乗って帰宅する途中、車窓から朝日を浴びる街並みをぼんやりと眺めながら、「そろそろ考えなきゃな」と、色んな事のけじめを意識し始めた自分に気づく。みたいなね。
俺もそんな夏があったなあ。
Lucky Kilimanjaro「MOONLIGHT」Official Music Video
8.HAIM:「Women In Music Pt III (Expanded Edition)」2021.2 release
昨年リリースされたハイムのサードアルバムのデジタルリリース版? かなりの周回遅れでハイムにたどり着きました。
テイラー・スイフトやサンダーキャット参加トラックがおまけについたお得な盤です。
HAIM - I Know Alone (Official Video)
Haim - 3 AM (Audio) ft. Thundercat
9.Celeste:「Not Your Muse (Deluxe) 」2021.1 release
イギリスのシンガーソングライター「Celeste」のデビューアルバム。
ハスキーでソウルフルな歌声が印象的。彼女はそのうち、英国の次世代を担う歌姫になるのではないかと。
Celeste - Stop This Flame (Official Video)
10.ROTH BART BARON:「極彩色の祝祭」2020.10 release
11.ROTH BART BARON:「けものたちの名前 Tour Final - Live at めぐろパーシモン大ホール」2021.4 release
関ジャムで蔦谷好位置が推していたオルタナティブ・フォークバンド「ロットバルトバロン」。ようやく私もチェックしました。相変わらずの周回遅れです。
『君の物語を 絶やすな 絶やすな』と歌う「極彩 | I G L (S)」の歌詞に、コロナ禍における今の状況への強烈なメッセージを感じました。
ROTH BART BARON - 極彩 | I G L (S) (Official Video)
ひかりの螺旋 - ROTH BART BARON『けものたちの名前』Tour Final Live at めぐろパーシモン大ホール 2020.12.27
11.フィロソフィーのダンス:「カップラーメン・プログラム (Deluxe Edition) 」2021.4 release
ようやくパッケージとしてリリースされた、フィロのスのメジャー第2弾。
インディーズ時代はヤマモトショウ&宮野弦士という「天才座付作家」が居たので、世界観と音の方向性・質感が統一されていて、それがフィロのスの「イメージの定着」として有効に作用していたわけですが、メジャーデビュー後はコンペも含んだ様々な作家からの提供楽曲となったため、統一感が保てるのか心配していたのですが、余計な心配だったようです。かえって表現の幅が広がった感じがしますね。それに、イメージの定着という意味で言えば『自己肯定感の高いカッコいい女達』というキャラクターがしっかりと確立されましたよね。「女子」「ガールズ」「レディース」と呼び方は色々あるけど、おそらく彼女達を表現する言葉として、今後は「シスターフッド」が使われるのではないかな?
https://realsound.jp/2021/04/post-751348.html
タイトル曲はもちろん、カップリングも良曲揃いでお買い得! 皆さん買ってくださいw
フィロソフィーのダンス「カップラーメン・プログラム」 “LIVE IGNITION”at Toyosu PIT(2021.2.11)