THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

8月の音源

残暑、厳しいなあ。

メモです。

CD:
「PS4U」: Tomato n' Pine (*1)
「Spending all my time」: Perfume (*2)

DL:
「Isles of Wonder: Music for the Opening Ceremony of the London 2012 Olympic Games」: VARIOUS (*3)


解説:

(*1) agehaspringsがお贈りする『戦わないアイドル』トマパイのファーストアルバム。この娘達の良さは「ガッついていない、良い感じの力の抜け具合」だと思うの。それとビジュアルの「育ちの良さそうなお嬢さん感」ね。
さて、アルバムの収録曲は15曲中新曲が4曲とリミックスが1曲という既存曲中心で、ある意味トマパイ・ベストと呼べる内容ですね。わたしが一番好きな『ためいき、オカリナ、ほら猫が笑う』が入っていないという寂しさはあるけど、通して聴いてみると納得する。まあ、あれはあれで「渋谷系ジャングル歌謡ポップ」という異端だったからね。
全体を通して漂う「70~80年代ポップスの良いとこ取り感」というか「センスの良いパクリ感(笑)」が正にオッサンホイホイで、agehaspringsは本当に仕事が上手いと思う。

よろしければ、こちらのCDJournal.comのインタビューをどうぞ。
http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tomato-n-pine/1000000760
インタビュー最後の仕掛け人玉井健二による「良くわかるトマパイ解説」は必見です。


(*2) やっぱ、カップリングの『Hurly Burly』が好き!


(*3) ロンドンオリンピックの開会式ですが、ダニー・ボイル(総合演出)とUnderworld(音楽監督)の組み合わせって、『トレインスポッティング』じゃないですか!
それはさておき、オリンピックの入場行進といえば、アテネでTiestoが開会式会場をレイブ会場に変えて以来「何かを期待」してしまうのですが、今回は開会式の音楽監督をUnderworldが担当するとの事で、俄然注目していました。
「High Contrast祭り」でしたね。High Contrastはもともとホスピタルから音源をリリースするようなドラムンのアーティストですが、Underworldとはアルバム『Barking』で関わって以来、一緒に仕事をしているのですね。ドラムンのようなBPM170では行進できない(笑)ので、ゆったりめのBPMに抑えて、Underworldはもちろん、Chemical BrothersPet Shop BoysU2、そして自身のトラックを織り交ぜながらのノンストップMIX。楽しい内容でした。




参考資料:

Tomato n' Pine - 踊れカルナヴァル -

氷結SUMMER NIGHT [DIGEST MOVIE]

7:05辺りからどうぞ


Reach - High Contrast -

Rez (High Contrast Remix) - Underworld -

U2 - Where The Streets Have No Name (High Contrast Remix) -