THE SOUND OF SECRET MINDS

LSTDのブログです

あれ? おかしいな。気付いたらサインしていた?

どうやら、私は『auひかり』と契約したらしい。


休日の朝、倅と遊んでいたらインターホンの呼び出し音がした。嫁が家事で手が離せないので私が出てみると、
「電話が安くなるように電話線の工事を行いました。お客様の契約内容を確認したいので玄関口までお願いできますか?」
との事なので、出てみた。
「電話線の工事をした」と言っていたのでてっきり工事の請負業者の人かと思ったら、普通の営業の人っぽい格好の男性が居た。
で、現在の契約内容(NTTのフレッツ光)について説明したら、「契約をし直すと料金が安くなるので、そのための説明にうかがいました」との事。しかし、会社名も名乗らず自己紹介もなく、ネームプレートをチラッと見せただけ。ネームプレートには『KDDI代理店○○』と確認できた。
あれ? NTTの人じゃないの? なんでKDDIの代理店の人が電話線の工事をしているの? と、どうにも腑に落ちない。
「使用料金を安くするためにはモデムの交換が必要になる。」「でも工事費は無料になる。」「プロバイダの設定はこちらで行うので心配ない。」とか一通りの説明の後で、『ではこちらにサインをお願いします』と契約書を見せられて、ここでようやく『NTTのフレッツ光を解約して「auひかり」に契約するのだ』と言う事に気付く。

ああ、なるほど、そういうことか。


f:id:LSTD:20120721120120j:plain

まあ、月々の使用料金が安くなる事に越した事は無いが、どうも腑に落ちない。

私が玄関口に出た際に、『この地域でも「auひかり」を使用できるようになりました。NTTのフレッツ光から乗り換えるとこれだけ安くなりますがいかがですか?』と、なぜセールストークが出来ないのか? これでは詐欺まがいの営業ではないか?


と考えていたら腸が煮えくり返ってきたので、契約した代理店に電話をかけて「社名を名乗らず、契約の明確な趣旨も説明しないまま契約書にサインをさせるのはルール違反だろ!」とクレームを入れておきました。

結果として私は契約内容を理解して「auひかり」に乗り換えることにしましたが、これでは請求が来るまで自分がKDDIと契約した事に気付かない人も居るのでは?
新規契約者の獲得競争で代理店の皆さんも大変だとは思いますが、こんなやり方は明らかにルール違反です。

猛省を促したい。


追記:
その後、契約書やらパンフレットやらを見直して、「具体的に何が幾ら安くなるのか」の説明が一切無かった事に気付き、代理店の営業に電話で説明させた。そこでの態度があまりに馴れ馴れしかったのでカチンときてしまって、「今説明した内容は、本来は契約の前に、こちらから説明を求める前に、きちんと説明すべき事じゃないんか? 今回の契約に至るまでのプロセスは極めてまずいと思うぞ!」と説教してやった(苦)。


さらに追記:
「機器の設定にプロバイダーの接続情報が必要になる。プロバイダーに問い合わせても教えてくれなかったので、アカウント名を教えてくれ」と言って来た。ちょっと待って、プロバイダーと事前に情報公開契約を結んでいて、さらに契約者から許諾を得てから問い合わせるものなんじゃないの? そもそも俺、機器設定のためのアカウント開示についてOKしていないし。
とか、相変わらず先方の代理店への不信感が拭えず。
本当に気持ち悪くなってきたので、契約を解除させてもらいました。