11.Tom Misch:「Geography」
2018年4月リリース
ロンドンを拠点に活動するビートメイカー、プロデューサー、シンガー・ソングライターの「トム・ミッシュ」の昨年リリースされたアルバム。私は全くのノーチェックだったのですが、CDショップ大賞の洋楽賞を受賞していたんですね。
リラックスして落ち着いた感じのネオソウルでチルアウト。しかし、とても良い声ですね。
Tom Misch - South Of The River (Official Video)
12:Phum Viphurit:「Bangkok Balter Club(EP)」
2019年9月リリース
今年のサマーソニック2019にも出演した、タイ・バンコク生まれのインディーポップなシンガーソングライター「プム・ヴィプリット」のEP。
最近、Spotifyがアジアン・ポップスをよくおススメしてくれるのですが、私のところにもかなりの周回遅れで、タイのシティポップがやってきました。
Phum Viphurit - Hello, Anxiety [Official Video]
13.Stamp:「EKAMAI DREAM 1」
2019年8月リリース
で、もう一つは、タイの国民的ポップスター「Stamp」。
キラキラしていてキャッチーでセンスの良いポップスは世界中のどこでも受け入れられそう。
日本語訳の歌詞で嵐とかが歌ってても驚かないくらい。
この人、顔がすごいオッサンなのもギャップ萌えw
Stamp - JETLAGGER [Official Music Video]
14.パソコン音楽クラブ:「Night Flow」
2019年9月リリース
いいわ、コレ!
tofubeatsや長谷川白紙らがTwitterでつぶやいていたので、「パソコン音楽クラブ」という名前は以前から目にしていたのですが、今回初めて聴きました。
パソコン音楽クラブって言うくらいだから、ソフトウェアシンセを使ったゴリゴリのDTMかと思ったら、90年代のハードウェア音源モジュールを駆使しているんだとか。(うちにも埃をかぶったKORGがあったな)
ボーカルトラック~アンビエントサウンド~テクノトラックとバラエティに富んだ楽しいアルバムでした。
パソコン音楽クラブ - reiji no machi
15.Kit Sebastian:「MANTRA MODERNE」
2019年7月リリース
なんだこれ? 物凄く怪しげな偽アジアンポップス。偽中近東歌謡。
「キット・セバスティアン」とは、フランス~ロンドンを拠点に活動するキット・マーティンと、イスタンブールの女性ヴォーカリストのメルヴェ・エルデンによるデュオとの事。
チューニングが甘かったり、ローファイだったり、ものすごくゆるーい感じが堪らなく愛おしい。
癖が強すぎるがゆえにクセになるサウンド。お薦めする。
Kit Sebastian 'Mantra Moderne'
16.Nilüfer Yanya:「Miss Universe」
2019年3月リリース
UKソウル界の新星「ニルファー・ヤンヤ」のデビューアルバム。
まあ、UKソウルと一括りに出来ない多様な音楽性の持ち主で、ギターを弾きながらライブパフォーマンスを行う姿も良い。
歌声といい曲調といい、ジャンルレスな彼女のオリジナリティが素敵。
Nilüfer Yanya - Baby Blu (Official Video)
Nilüfer Yanya - In Your Head | opbmusic Live Sessions
17.Mount Liberation Unlimited:「MOUNT LIBERATION UNLIMITED」
2019年5月リリース
ストックホルムを拠点に活動するエレクトロデュオ「Mount Liberation Unlimited」のデビューアルバム。
ポップなダンスミュージック。ハウス~テックハウス~テクノと縦横無尽に飛び回るも、一貫して程好いBPMで和むグルーヴ。
Mount Liberation Unlimited - Air 2 Breathe (official video)
18.Negicco:「I LOVE YOUR LOVE(EP)」
2019年9月リリース
Negiccoの約1年7ヶ月ぶりとなるシングル。リード曲は西寺郷太、カップリングの「I Am A Punk!」は クラムボンのミト、「夢・Dreamer」はお馴染みconnieが手掛けています。
私は「I Am A Punk!」が好みですね。トラックもクラムボンが演奏していて、ピアノ・ベース・ドラムのシンプルな構成ゆえにNegiccoのボーカルワークが映えています。聴き飽きない。素晴らしい。
Negicco「I LOVE YOUR LOVE」 作詞・作曲 西寺郷太(NONA REEVES) 編曲 西寺郷太&奥田健介(NONA REEVES) MAXI SINGLE TRAILER
19.フィロソフィーのダンス:「ダンス・オア・ダンス」「ダンス・ファウンダー(FPM Never Ever Mix)」
2019年9月リリース
フィロのスの新曲「ダンス・オア・ダンス」はこれまでのファンクから一転してロカビリーでスウィング。新鮮な感じ。
カップリングは私も観覧した「Bandwagon vol.1ツアー」ファイナルの渋谷 CLUB QUATROでのライブ音源。あの興奮が蘇ります!
で、リミックス企画は、FPMこと田中知之先生がダンス・ファウンダーを料理。FPM節炸裂な味わい。
フィロソフィーのダンス/ダンス・オア・ダンス、ミュージック・ビデオ
20.Perfume:「Perfume The Best "P Cubed"」
2019年9月リリース
レーベルの枠を超えたメジャー以降の全楽曲からセレクトした3枚組みベストアルバム。そうか、原盤権はアミューズに在ったんだな、多分そうだ。新曲を除く全楽曲は中田氏によりリマスタリングされているので、聴き比べてみるのもよいね。
新曲は2曲収録されていて、既に発表されている「ナナナナナイロ」がラストに、オープニングには未発表の「Challenger」が収録されています。この「Challenger」ですが、なんかデビュー当時の懐かしい感じがするな、と思ったら、中田氏がPerfumeをプロデュースするきっかけになったデモ曲に歌詞を入れ直したものとの事。そう考えると、重要な史料が揃ったとも言えるか。
(カウンターアトラクションは? 言いますまい)
「Perfume The Best "P Cubed"」 (Teaser)
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